循環ポンプのメンテナンスにチャレンジ!

マグネットポンプは高価ですが静かで耐久性の高いポンプです。しかし、機械である事に変わりはなく、休むことなく動いている為、時間と共に当然性能は落ちてゆきます。定期的なメンテナンスをすることで落ちてきた性能を回復することも出来ますし、耐久性も確実にUPします。特にカルシウムリアクターを使用してKHやCaレベルの高い水質を維持している水槽の場合はポンプ内部にもカルシウム分等が付着しやすくなりますので定期的なメンテナンスの効果は大きくなります。マグネットポンプの分解掃除と聞くと難しいことと感じるかもしれませんが、今回使用した工具はプラスドライバーと、付着したカルシウム分を落とす為にマイナスドライバーを使っただけです。毎日休みなく働いている循環ポンプを中までキレイにみがいて元気にしてあげましょう。

ポンプを濾過槽から外すときは濾過槽の水をすべて抜く必要はありません。ご覧のように濾過槽内のパイプにエルボをつけて配管を立ち上げ水面より上げてやれば水は出てこなくなります。

ポンプの掃除はインペラと呼ばれる風車の羽のような部分を中心に行います。この部分は常に水と触れている為、付着物が一番多くなります。通常、6本程のビスで止められているだけで、簡単に脱着が出来るようになっています。

プラスドライバーで緩めます。それほど強く締まっていることはないと思いますが、しっかりと本体を押さえて一本ずつ外していきましょう。

すべてのビスを外すとインペラーのケース部分が簡単に外れます。三相ポンプの場合はこの部分を分解、掃除すればOKです。

ポンプ本体側はマグネットの回転部分が確認できます。こちらの部分は水につけるわけにいきませんのでご注意下さい。特に汚れるような部分ではありません。

ご覧のように2つに分かれます。開けにくい場合はマイナスドライバー等を使用してゆっくりと少しづつ開けてください。ケースの材質は樹脂ですのでドライバーで破損することのないように注意して下さい。

開けるとびっくり、白いはずのインペラーがほとんど茶色になっています。固くて簡単に取れそうにありません。これでは相当回転しにくいと思われます。

特にインペラーの中心部の小さな穴の周りは付着物も厚い感じがします。

インペラーはくぼみにはまっているだけですので簡単に取り出せます。

とにかく固く頑固な付着物はマイナスドライバーで削ぎ落とすしかありません。カルシウム分などは酢に漬けておくと簡単に落とせるようになるそうですが結構長い時間漬けておかなければならないようです。一晩漬けることが出来れば作業は楽な様です。

とにかくひたすら研くこと30分、結構きれいになりました。結構時間も掛かりました。。。

インペラーもスッキリ!多少黄色味は残ってしまいましたが付着物はほぼきれいに取れました。

インペラーの裏のくぼみ部分もご覧の通り白くなりました。

後は元の通りに組み立てます。

組み立てる、とは言っても工具は入りませんので簡単です。きれいになったので手で簡単に組み立てられます。

インペラーケースを本体に取り付けます。締め付けるときは車のタイヤの締め付けと同じ要領で一本だけを強く締めたりせず、まず、一本を軽く締めたら中心に対してその対面になるビスを締め次のビスを締めたらその対面のビスを締めるようにしてください。くれぐれも一方向から順番に強く締めていくのは止めてください。何度も少しづつ締め付けていくようにして、最終的にはすべてのビスが同じくらいの力で締め付けられるようにしてください。締め付け時は、強く締めすぎないようにしてください。

完成です。本体外側もきれいに拭いてあげれば新品の輝き(!?)です。ちょっといい気分です。元通りに濾過槽に接続して、また頑張ってもらいましょう。